認知症では物忘れが進行していき、次第に自分でできることが少なくなっていきます。また、よく眠れなくなったり、周囲の人に対して怒りっぽくなったりすることがあります。認知症の症状には物忘れなどの中核症状と、大声が出る・怒りっぽくなるなどの周辺症状があります。
下記に当てはまる方は、不安障害、もしくは予備軍の可能性があります
下記のような種類があります
アルツハイマー型認知症
認知症の中で一番多く、男性よりも女性に多く見られます。 脳にアミロイドβやタウと呼ばれるタンパクがたまり、認知症の症状が現れると考えられています。代表的な症状は物忘れで、徐々に進行するにつれて、判断能力の低下や時間や場所がわからなくなっていきます。脳血管性認知症
脳梗塞や脳出血やクモ膜下出血などの脳の病気により脳の神経細胞が障害され認知症を引き起こします。 男性に多く、症状は一進一退を繰り返しながら進行します。感情失禁といって、感情のコントロールが難しくなることもあります。レビー小体型認知症
「レビー小体」という特殊なタンパクが脳に溜まることで認知症を引き起こします。 初期の段階では物忘れよりも、「虫や蛇がいる」「知らない人がいる」など実際にない物が見える(幻視)という症状が見られる場合が多くなります。パーキンソン病のような症状や、寝ている時に大声を出したり暴れる行動(レム睡眠行動異常)が生じることもあります。前頭側頭型認知症(FTD)
脳の前頭葉と側頭葉という部分が萎縮することで認知機能が低下する認知症です。 その他の認知症に比べて若い年齢で発症することもあります。ルールを無視するなど反社会的な行動が見られたり、同じ行動を繰り返したり(常同行為)、味付けが極端な料理を食べたりすること(食行動の異常)があります。主にこのような症状が見られます
中核症状
周辺症状(BPSD)
症状改善後も、下記のことにお気をつけください
症状の変化や高齢になるにつれて薬の作用が強く出る場合がありますので、定期的な診察と薬物療法の調整が大切です。その他の症状についてはこちらをご覧ください