2016.11.13
うつ病の有病率について
うつ病になると、感情を感じることが困難となり、意欲低下から仕事や家事など日常生活において今までできていたことができなくなってしまいます。
うつ病は誰にでもなる可能性があります。厚生労働省の行った研究では日本人におけるうつ病の有病率は6.2%と報告されており、日本人の16人に一人は一生に一度はうつ病にかかる可能性があると考えられます。
また、女性のうつ病の有病率は約8.4%で、男性の3.8%と比較すると2倍うつ病になりやすいと言われています。
うつ病では症状が悪化する前の早い段階で受診することで重症化せずに治療できる場合があります。ゆううつな気分が続く、意欲が出ない、集中力がなくなってしまう、眠れないことが続く、食欲が落ちてしまったなどの症状がみられたら心療内科・精神科で相談してみてもよいかもしれません。