2016.11.11
大人でよくみられるADHD(注意欠陥多動性障害)の症状
大人のADHDを気にされて受診される方もみえます。
子供と大人ではADHDの症状や訴え方が多少異なります。
大人のADHDでは多動性として落ち着かない感じがする、目的のない動きを続けるなどがあります。衝動性としては思ったことをすぐに口にしてしまう、衝動的に行動してしまうなどがあります。不注意としては仕事などでケアレスミスをする、忘れ物が多い、約束を守ることが難しい、時間管理が苦手、仕事などで優先順位をつけることが難しいなどがあります。
診察でADHDを疑った場合は様々な角度から問いかけることでADHDの要素があるかどうかを判断していきます。
うつや不安障害の方でADHDの方も一定数いるので、治療に反応しにくい方やお話の中でADHDを疑う方は診断できるかどうか探っていくアプローチをとっています。