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クリニックブログ

2016.11.05

睡眠薬はどのように使ったらよいのでしょうか?

睡眠薬は正しく使用すれば有用なお薬です。今回は睡眠薬の使い方と注意点についてまとめてみます。

 

① 多くの睡眠薬は服用してから10〜30分で効果が出始めます。そのため眠る直前に服用するようにしましょう。

② 一部の睡眠薬には脱力やふらつきの副作用があります。服用した後の転倒を避けるため服用後は速やかに就床するようにしましょう。

③ 睡眠薬によっては食事の影響を受けて効果が出にくくなるものもあるので、夕食からある程度時間をおいて、就床直前に服用するようにしましょう。

④ 追加の服用では翌日に眠気が残ったり、頭の働きを悪くしたり、ふらついたりすることがあります。追加で服用する場合は起床時刻より6時間前までとしてください。

⑤ 副作用(眠気、だるさ、ふらつき、めまい)などが起きることがあります。副作用が強く出るようでしたら睡眠薬を弱める必要があります。

⑥ 耐性といって、睡眠薬は服用していると徐々に効果が弱くなることがあります。
当院では個々の方にあった睡眠薬の調整を行っています。睡眠薬を服用することが心配な方は、漢方を用いることで睡眠薬を使用しなくても不眠が改善することもありますのでご相談ください。

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