2016.11.07
認知症周辺症状への対処方法 ①妄想
認知症に伴う妄想では物盗られ妄想が代表的です。
認知症では認知機能の低下で物をどこに置いたか忘れてしまって、失くしてしまったと思う方もおられます。妄想を認める方では「泥棒に盗られた」「身内に盗まれた」などと大騒ぎしたり、家族を責めたりすることもあります。
対処としては、本人にいくら盗まれていないと言っても納得されないことがほとんどなので、本人の注意をこの問題からそらせることが方法の一つとなります。
「後で一緒に探すから、すこしおやつにしましょう」などと話して、その問題から離してあげることが大切となります。