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2017.02.27
非定型うつ病の特徴
うつ病の中には非定型うつ病というものがあります。 DSM-5(アメリカの精神医学会の診断基準)では非定型うつ病は以下のように定義されています。A.気分... -
2017.02.23
うつ病寛解後の不眠について
うつ病において、うつ状態が寛解した後も不眠症状が残ることが示されているデータがあります。抗うつ薬(SSRI)による治療で完全奏功と判断されたグループの中で睡眠障... -
2017.02.01
月経前症候群(PMS)と漢方
月経前症候群(PMS)では月経の1週間ほど前から、以下のような症状が出現します。 ・イライラする・気分が落ち込む・落ち着かない・便秘・だるさ・むくみ... -
2017.01.16
最近の診察室の風景です
開院して2ヶ月と少しが経ちました。 受診される方のご不便を減らしたり、診察をよりよい環境で行うために院内の雰囲気作りや仕組み作りに取り組んでいます。診... -
2017.01.15
うつ病の急性期の過ごし方
うつ病の治療ではSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害剤)、SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤)、NaSSA(ノルアドレナリン作動性・特異... -
2017.01.12
パニック障害とうつ病の併存
パニック障害の35%、広場恐怖を伴うパニック障害の39%にうつ病が併存するというデータがあります1)。また双極性障害との併存は2割から3割、気分変調症との併存は... -
2017.01.06
ベンゾジアゼピン系睡眠薬・抗不安薬の副作用
ベンゾジアゼピン系の睡眠薬や抗不安薬は症状に困っている場合は効果も期待でき、有用に使うことができる薬剤です。 一方で長期的な使用や薬の種類は効果と副作... -
2017.01.05
単純な知覚異常について
知覚とは目や耳や鼻や皮膚などの感覚器を通して、外部の対象を認識する働きのことです。 単純な知覚異常には下記のようなものがあります。 &nbs... -
2017.01.04
DSM5によるパニック障害の診断基準について
心療内科・精神科では疾患の診断に、いくつかの診断基準があります。その一つにアメリカ精神医学会から出版されているDSM(Diagnostic and Statis... -
2017.01.03
幻覚の分類
幻覚には幻聴、幻視、幻臭、体感幻覚があります。 幻聴(げんちょう)存在しない音が聞こえることです。自分を呼ぶ声や、自分に対する悪口、自分を励ます声など... -
2017.01.02
心気症(心気障害)の症状と治療について
心気症(心気障害)の方は自分が重い病気にかかってしまったという恐れにとりつかれている状態になっています。様々な検査をして異常なしという結果が出ても同じ心配を持ち... -
2016.12.15
不眠に対する漢方を用いた治療
当院では受診された方の状態やご本人さまからのお薬へのご希望、副作用に対する心配などから、漢方薬を用いた治療をご提案することもあります。 症状や状態によ... -
2016.12.06
うつ病の治療経過と再発率
うつ病での治療経過は急性期治療期と持続療法期と維持寛解期に分けることができます。 急性期治療期はおよそ3ヶ月から6ヶ月であり、しっかりした休養とSSR... -
2016.12.01
抗不安薬・睡眠薬の減量中止方法
抗不安薬は睡眠薬はうつ病等で不安や不眠を生じている場合、治療として最小限使用することがあります。 処方の際には症状の程度によって、薬を選択しますが、症... -
2016.11.30
認知症の睡眠障害の特徴と睡眠薬
アルツハイマー型認知症の方で睡眠障害を有するものは64%、レビー小体型認知症では89%になるという報告もあります。 体内時計のバランスが崩れることや高...