2016.11.02
二次性躁病とは?
二次性躁病とは身体疾患や薬剤などの因子によって引き起こされる躁病です。
きっかけとなる身体疾患には甲状腺機能亢進症、全身性エリテマトーデス(SLE)、ハンチントン舞踏病、クッシング症候群などが挙げられます。
また脳器質性疾患、脳血管性障害、感染症などによっても二次性の躁病が引き起こされます。
薬剤ではステロイドや性ホルモン、ドパミン系薬剤、抗うつ薬、HIV治療薬など様々な薬剤で二次性躁病が引き起こされます。
心療内科や精神科の疾患では身体の病気や薬と症状が関連しており、様々な角度からの診察が必要となります。